最終的には自作もあり?種類と用途から探すキャンピングトレーラー・トレーラーハウス
こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado) です。
前の話で道路を走れるトレーラーハウスと、特別な許可をもらわないと道路を走れないトレーラーハウスがあると学びました。
「じゃあ実際にどのトレーラーなら道路を走ることができるの?」
ということで、今回はキャンピングトレーラー・トレーラーハウスの分類についてまとめてみました。
- キャンピングトレーラー・トレーラーハウスにはどんな種類があるのか知りたい
- 自分の用途に合っているトレーラーがわからない
- なかなか自分好みの理想のトレーラーが見つからない
キャンピングトレーラー・トレーラーハウスの分類
パークトレーラー
パークトレーラーは、家のような形をしたトレーラーハウスのことです。
本当にこれが道路を走るのか?という大きいサイズから、これなら道路を走れるかもというサイズまであります。
実際に自分で牽引して道路を走れるようなものなのか、販売店様に見に行ってみました。
結論を言うとパークトレーラーは大型なものが多く、頻繁に道路を走って動かすことには向いていないかなと感じました。
アメリカから輸入されているものも多く、実際に見学したのはアメリカから輸入されたもので、日本で走ることは想定されていない印象でした。
サイズ | 大型が多い |
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向いている用途 | 家、店舗、事務所 |
フィフスホイールトレーラー
フィフスホイールトレーラーは、ヒッチ(牽引するための装置)が牽引車の荷台にあるキャンピングトレーラーです。
トレーラーの前方がけん引車の荷台部分まで出ているので、迫力がありますね。
運転のしやすさは望めなさそうですが、トレーラーの空間が荷台の上まであるので、物を置いたりするにはよさそうという印象があります。
ちなみに、私の中のアメリカンキャンピングトレーラーのイメージはこの形です。
個人的に屋根裏部屋とか荷台の上とかの空間に魅力を感じてしまうタイプなので、気になって見に行ってきました。
サイズ | 中型〜大型 |
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向いている用途 | 家、別荘、キャンプ |
トラベルトレーラー
トラベルトレーラーは、ヒッチ(牽引するための装置)が牽引車の後ろについているキャンピングトレーラーです。
これが一般的に認識されているキャンピングトレーラーの形じゃないでしょうか。
こちらはなんとなく牽引しやすそうだなという印象だったのですが、実際はどうなのでしょう?
フィフスホイールトレーラーとトラベルトレーラーどちらも牽引したことある方いらっしゃいましたら、ぜひ感想教えてください ^ ^
トラベルトレーラーはフィフスホイールトレーラーと比べると段差がなく、空間が使いやすそうです。
こちらも見に行ってきました。
サイズ | 小型〜大型 |
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向いている用途 | 家、店舗、キャンプ |
フォールディングトレーラー
フォールディングトレーラーは、走っている時には折りたためる構造のキャンピングトレーラーです。
とてもユニークなトレーラーですね。
コンパクトに運んで、使うときはゆったりと。素晴らしいコンセプトです。
広げれば大人2人で使うくらいなら問題なさそうな大きさになるので、キャンプや車中泊するのに使い勝手が良さそうです。
サイズ | 小型 |
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向いている用途 | キャンプ |
カーゴトレーラー
カーゴトレーラーは、荷物を運ぶことを目的として作られたトレーラーです。
カーゴトレーラー | google
トラックの荷台を使って作られたものがあったり、バイクなどを入れられる高さのものがあったり、趣味に合わせて色々使えそうですね。
全然関係ないのですが、昔田舎のじいちゃんってカブとか自転車の後ろにリヤカーつけて走ってませんでした?
こんな感じの。
これを見たときになんとなく懐かしいなぁって思いました。私だけでしょうか。
キャンピングトレーラーやトレーラーハウスは自作できるのか?
そもそも箱と車の部分が一緒になっている製品を探さなくてもいいんじゃないか?と、ふと思いつきました。
海上コンテナはかっこいいし、中古のもので20ftなら20~30万円くらいで購入できます。
それをシャーシ(トレーラー下の車のフレーム部分)につけて、トレーラーにしてみたら自分でも作れるんじゃないかと考えました。
海上コンテナ(ドライコンテナ)のサイズ
20ftコンテナ | 40ftコンテナ | |
---|---|---|
幅 | 2,438mm | 2,438mm |
高さ | 2,591mm(2,896mm ※) | 2,591mm(2,896mm ※) |
長さ | 6,058mm | 12,192mm |
※ ()内はハイキューブといわれる背が高いコンテナのサイズです。
特別な許可なく道路を走れるトレーラーのサイズは幅が2,500mm以内、高さが3,800mm以内、長さが12,000mm以内です。
詳しくはこちらをどうぞ。
40ftだとコンテナ自体の長さがオーバーしてしまっているので、道路を走るときには許可が必要になります。
20ftの場合は問題なさそうです。
問題はシャーシですね。
そんな都合のいいシャーシが売っているわけが・・・
ありました。
12ftと20ftコンテナ用があって車検付き。
探していたのはそれです。YADOKARIさんありがたい。
気になるのは組み合わせた時の高さですが、20ftコンテナの高さが2,591mm、YADOKARIのシャーシが740mm、合計3,331mm。
ハイキューブといわれるコンテナでも合計3,636mmなので、道路を走れますね。
私がYADOKARIでいいなと感じたところは、すでに箱とシャーシが固定(ロック)できる構造で作られているところです。
箱を乗せて固定したら、もうそのまま中身を作れるし、外したい時には外せるという、まさにかゆい所に手が届いている商品だなと思いました。
ちなみに、固定する構造じゃないものも売られています。そちらも車検付きです。
まとめ:用途が決まったら見学に行ってみよう
ひとえにキャンピングトレーラー、トレーラーハウスといっても種類がたくさんありますね。
これだけ種類があるとどれがいいのか迷ってしまいますが、ある程度の用途が決まったら、実際に見に行ってみるといいですよ。
私自身、20ftって小さいイメージだったのですが、実際に見てみたら「意外とひろい・・・」なんてこともありました。
見学に行くと実際にどこに何を置くとか、現実感が増しますしね!
記事中の「向いている用途」についての表記は、あくまでも私個人の主観になりますので、参考までにしてください。
「DIYに自信がある!」と言う方は自作キャンピングトレーラーもいいですよね。
もしやった方・やっている方いましたらぜひ教えてください!
少しでもこれを読んでくれた方のお役に立てれば幸いです。良い秘密基地生活を!
Have a lucky day for you.