キャンピングトレーラーでお店を出すって難しい?エアストリームで初めてイベント出店して失敗した話
こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado) です。
興奮が冷めやらないままイベント最終日になってしまいました。
・・・1ヶ月くらいイベントやりたい気持ちです。
初めてのイベントがエアストリームなんてすごく嬉しかった反面、実際は失敗だらけで改善点が多かったので備忘録的にまとめてみました。
名付けて「エアストリーム出店 大反省会」。
これからお店を出す方は悪例として参考にしてください!それではどうぞ。
- エアストリームでお店をやりたい
- エアストリームでイベント出店をしたい
- キャンピングトレーラーで移動販売をしたい
失敗1. エアストリーム店舗に入っていいのかわからない状態を作ってしまった
イベント1日目は商品を中に入れたまま展示・販売していたのですが、他のエアストリームやキャンピングカーを見漁っている時に、お店を遠目からみてふと思ったんですよね。
あれ・・・?興味はありそうなのに素通りしていく方が多いなと。
そこでもうちょっとよく観察してみたところ、おおむね3種類のパターンのお客様に分かれているということに気がつきました。
- 普通に入って、みていってくれる人
- 声をかけたら、みていってくれる人
- 声をかけたけれど、そのまま立ち去る人
おそらく1の方はエアストリームLover領域の方々でしょう。
3の方はシャイなのか、もしかしたら大切な用事があったのかもしれません。
重要なのが2ですね。
そう、入りづらいもしくは入っていいという雰囲気を出せていないってことです。
空間や店舗は入りやすさが大切
まぁそもそも・・・看板がないのがナンセンスです(パーカー作りに夢中でそこまで気が回らなかった)
それは入りづらいですよね。
それと靴で入っていいのかどうなのかも結構聞かれました。
車だけれど空間だから、土足に慣れていない日本人はたしかに迷いますよね。
地面より少し高くなっているのも入りづらさの要因だと思うので、エアストリームに備え付けのステップがない場合は移動式の階段やウッドデッキなどを設置するのがいいと思います。
※トレーラーを定置して使う時にウッドデッキなどを設置するには注意が必要です。
詳しくはこちらをどうぞ。
入りやすさを改善したらエアストリーム店舗に入ってくれる人が増えた
これはいかん!1人でも多く人に中に入っていただいて、エアストリームLoverを増やさねば!!
ということで、2日目は商品をすべて外に出して中は展示だけにしました。
看板は作れなかったので、入り口に立って入るのをためらっているのかな?と思われる人には積極的に「靴のまま入っていただいて大丈夫ですよ」と声をかけて、看板のようなPepperくんのような役割をしてみました。
結果、1日目よりも倍くらいの方にエアストリームの中の空間を楽しんでいただけたんじゃないかな、と感じています。
・・・売り上げは伴っていないですけれどね(笑)
失敗2. エアストリームならではのディスプレイ方法を考慮できていなかった
エアストリームの室内に写真を展示するために、どんな方法がいいかなぁと考えてひらめいたのが、壁に紐か何かを張り巡らせてクリップでつるすというものでした。
- レンタルでお借りしたエアストリームのため壁に穴を開けられず、お店に聞いたところ養生テープなら使ってもOKということで、紐は透明の養生テープで壁にとめることに。
ガーリーなエアストリームだったので、どうせならライトアップもしたいと考えていた時に、たまたまクリップにLEDライトがついているというちょうどいい商品を発見しました。
写真飾りライト LED ストリングスライト | Amazon
これだ!と思って購入して商品自体はよかったのですが、エアストリームにディスプレイするということを考えつくせていなかったことが問題でした・・・。
振動と壁の問題を考慮できていなかった
トレーラーって中に入っている時は気づかないのですが、人が乗ると結構揺れているんですよね。
1人で乗っても揺れるのに複数人が乗るとか子供ちゃんが飛びはねることを想定できていなかったので、何回も壁に貼ったLEDライトが落ちてくるという事態になってしまいました。
それに加えて古いエアストリームの壁は、リノベーションされていないかリノベーションされていても元の壁を復元している場合、アルミに壁紙が貼られている状態なんです。
壁紙の凹凸と振動とエアストリームの曲面にやられて、貼っても貼っても力なく落ちてくるディスプレイ達・・・。
この時ばかりはエアストリームの壁ってなんで丸いんや・・・ってちょっとだけ思ってしまいました(苦笑)そこがいいところなんですけれどね。
そうだ、フックを使おう
・・・これもそもそも論ですね。
初日が終わったその足でDAISOに行きました。S字フックはエアストリームLoverの強い味方です。
フックも使いつつ窓枠のフチとか棚とか絡められるところには巻き付けて、そのほかは養生テープベタばりのど根性スタイルにしたら、2日目は養生テープのところだけ2〜3回はがれたくらいで済みました。
写真とLEDの重さだけだから大丈夫かって思っていたのが甘かったですね。いい勉強になりました。
もっといい方法あるよって思った方いたら、ぜひぜひ教えてください。
失敗3. エアストリームに気を取られすぎて商売じゃなくなってしまった
これは私特有の症状なので、すべての方には当てはまらないかもしれません。
ただただエアストリームに囲まれて2日間を過ごせたので興奮して商売気にならなかった、という話です。
そもそも何がなんでも売りたい!という感じで参加したわけではなく、エアストリームで自分が描いたエアストリームの服を販売するってロマンがあるなぁという気持ちで参加していたので、ある意味正しい結果のような気もします。
エアストリームが好きでその中で仕事をしたい!と考えている方は、せっかくエアストリームに仕事場を作ったけれども好きすぎて仕事がまったく手につかない…なんてことが起こり得るかもしれないのでご注意ですよ(笑)
まとめ:エアストリームでお店を出したら、失敗以上にたくさんのことが得られた
エアストリームで出店した失敗談をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
初めてのイベント出店は楽しいだけではなく、値札を用意するのを忘れたりとか、商品がどこにあるのかわからなくなったりとか、ここに書いた以上に本当はもっともっともっと失敗しました(笑)
エアストリームの搬入から一人でしていたら、1日目は失敗だけで日が暮れていたかもしれません。
それでも普段過ごしていたら考えないようなお店の動線を考えたり、出会うことがなかったかもしれない人に出会ったり、エアストリームに興味がある人と話せたりと、体力尽きている今からでもまたすぐにやりたいと思える素晴らしい体験でした。
次回は来てくれた人にもっと楽しんでもらえるように、我が家のMr.Luckyと出店できたらいいなぁなんて思っています。
ここに書いた失敗談が、これからエアストリームやキャンピングトレーラーでお店をする方のなんらかの参考になれば幸いです。
みなさんもエアストリームと楽しい日々を過ごせることを願って。
Have a lucky day for you.