日本にある中古と新車のエアストリームを見学に行った話【キャンピングトレーラーを探す旅】vol.3
こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado) です。
車には大きく分けると、中古車と新車がありますよね。
キャンピングトレーラーやエアストリームもそれは同じようです。
今回はエアストリームの中古車と新車を見学に行った話です。
コロナでなかなか見学に行けないという方へ、購入プランのヒントになれば幸いです。
- エアストリームが欲しい
- エアストリームを探している
- エアストリームなら新車、中古車に限らず興味がある
エアストリームには2種類の中古車がある
エアストリームにも中古車と新車があるのですが、中古車には大きく分けると2種類あります。
1つ目はエアストリームジャパン様が販売している中古車。
2つ目はエアストリーム ジャパン様以外の輸入業者さんが販売している中古車。
一体なにが違うの?と思いますが、2つ目の中古のエアストリームは、輸入業者さんによって海外から輸入されたものなので、エアストリーム ジャパン様でサポートを受けることができません。
輸入業者さんで販売されている中古のエアストリームには、だいぶ古いものものもあって「ヴィンテージエアストリーム」とか「クラシックエアストリーム」とか呼ばれています。
新車は正規代理店のエアストリーム ジャパン様、もしくは国内販売代理店でしか購入できません。
輸入業者様に中古のエアストリームを見に行ってみた
中古のエアストリームを販売している輸入業者さんを何軒か訪ねてみました。
どこの輸入業者さんもだいたい在庫の車両は数点で、在庫のある車両以外に探しているエアストリームやご予算があれば、お探ししますよ といった感じでした。
エアストリームは16ft〜34ftまで長さがあってモデルもさまざまだし、たくさんの在庫を持つには広い敷地が必要だから大変なのでしょうね。
お値段は長さや状態によりますが、内装がオリジナルでいい状態のものとかすでにリノベーションされているものは、他のエアストリームよりも高い値段設定になっているのかなと感じました。
内装がオリジナルのものは現代まできれいに保たれているので付加価値が高く、すでにリノベーションされているものは手がかかっているので、そういうお値段なのだと思います。
また、私が見学に行った輸入業者さんは、輸入販売に加えてリノベーションも承っていますよ というお店が多かったです。
「DIYせずにリノベーションもお任せしたい!」という方なら、リノベーションも一貫してやっている業者さんを見つけた方が手間が省けますね。
リノベーションをしているお店ではオリジナルのエアストリームの内装や、リノベーション後のエアストリームを見学できたため、今後間取りや配置を決めていく上で参考になりました。
エアストリームジャパン様に新車を見に行ってみた
住所だけを調べて突撃してしまったのですが、時は新型コロナウィルスの最中です。
見学予約をしなければいけなかったようで、入り口の要予約の張り紙に呆然としてしまいました。
(これから見学に行く方はホームページをよく確認してから行ってくださいね)
駐車場ですでに新車のエアストリームらしき姿を見てしまった私は、どうしても見学したくて車に戻って電話で見学できますか?と聞いてみると、いいですよとありがたいお返事をいただきました。
建物の中に入ってすぐにエアストリームを利用して作られたバーが出迎えてくれて、もはやここに住みたい・・・と思うまで5秒もかかりませんでした。
ここで完全にテンションが振り切れてしまったので、またもや写真撮影するのを忘れています。
毎度本当にすみません。
駐車場向かいにあるエアストリームは5〜10台くらいあったような気がするのですが、オーナー様からメンテナンスで預かっているものや、すでに売れてしまって引き渡しの準備をしているものがほとんどで、アメリカからの船便が遅れていて在庫があまりないとのことでした。
受付をしてそんな話をお聞きした後に、新車のエアストリームを2〜3台ほど見学させていただきました。
中に入ってみると、なんともモダンな空間が目の前に広がっています。
壁がアルミむき出しのままなのがそう感じさせてくれているのか、中古のエアストリームにはないSF小説の近未来感があり、自分にはキラキラと輝いて見えました。
それと内装はどちらかというと、アメリカンではなくヨーロピアンな雰囲気。
中古のエアストリームのソファーはアメリカントレーラーと同じ横並び、もしくは対面ソファーが多かったのですが、見学させていただいた新車のエアストリームはヨーロピアントレーラーで見たコ(U)の字のソファーで、伝統を重んじつつもユーザーの要望が反映されているのかなというのが伺えます。
見学させていただいたのはおそらく、Globetrotter(グローブトロッター)か上のYoutubeにあるFling Cloud(フライングクラウド)のモデルだったと思います。
1台目に足を踏み入れた時点で、これは完全に場違いだったと悟ってしまった私。
その後も夢見心地とおそらく今の自分では購入できなくてすみません、という気持ちの間で見学させてもらいましたが、どの車両も私の妄想力をMAXにしてくれる素晴らしさで、見学後は背伸びをした中学生のような気分でエアストリームジャパン様をあとにしました。
まとめ:中古車、新車どちらも見学することによって違った気づきがあった
私の場合、最初は中古のエアストリームばかりを見学していたのですが、新車を見学することでDIYするにあたって参考にしたい配置や機能があることに気づけて見学に行ってよかったと思いました。
キャンピングカーやキャンピングトレーラーって空間が限られているからこそ、機能とインテリアがものすごく工夫を凝らされていて、最新のエアストリームでは技術の進化が奥深かったです。
中古のエアストリームは現代まで人々の心を鷲掴みにしてやまない、渋さと同時に古いのに新しいというか、ノスタルジックさがあり、私は今後もその魅力が色褪せることはないんじゃないかと感じました。
今新車のエアストリームを購入したとして、数10年後に今の中古のエアストリームのようなエモさは出ないんじゃないかなって。
中古を探している人は、もしほしいエアストリームの在庫がなくても、信頼できる業者さんだったらアメリカから輸入してもらうのも一つの手だと思います。
実物を見ると自分の中の抽象的だった夢が、現実味を帯びて膨らんでいきますよね。
コロナが落ち着いたら、夢が詰まったエアストリームを探しに足を運んでみてはいかがでしょう?
最後に、エアストリームジャパン様は急に伺ってしまったにも関わらず、すごく丁寧に説明してくださって親切なお店でした。
本当にありがとうございました。
エアストリーム ジャパン
少しでもこれを読んでくれた方のお役に立てれば幸いです。良い秘密基地生活を!
Have a lucky day for you.