パーカー屋はじめました。お借りしたエアストリームで初めてイベントにお店を出した話

Post: 2021-10-23Update: 2024-01-29
イベントで一夜にしてできたエアストリーム村

こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado) です。

前回リノベーション編を書くよって言っておきながら、だいぶ時間が空いてしまいました…。
心待ちにしてくれていた方がいらっしゃったら申し訳ないです。

一体何やってたんだよってことですが、ひょんなことからエアストリームでイベント出店させてもらうことになりドタバタの日々を送ってました。

今回はそれを振り返って、「エアストリームでイベントをやるとどんな感じなの?」ということをお届けしようと思います。

だいぶエアストリーム愛にあふれた主観的な記事になってしまいましたが、このHigh voltageを同じ熱量の方に受け止めていただけたら嬉しいです…!!
それでは早速どうぞ。

  • エアストリームが好きすぎる
  • エアストリームのイベントがあったらいってみたい
  • エアストリームでお店を出したい

 

トレーナー制作がきっかけでキャンピングカーが集まるイベントに誘われる

そもそものきっかけですが、エアストリームを購入した会社さんに今度イベントがあるから、エアストリームをモチーフにしたスタッフトレーナーを作ってほしいとご依頼いただいたのが始まりです。

イベントの内容を聞いたところ、在庫のエアストリームとかキャンピングカーも集結させて展示場のようにするのだとか。

これは大張り切りで作らねば!とトレーナーを制作してお届けに行ったところ、「お店出しちゃえば」と軽やかなノリでお誘いいただいたので、「出したいです!」とお返事しました。

だってこれ、ただの展示イベントじゃなかったんですよ。

展示しているエアストリームをお借りしてお店にできちゃうっていう、エアストリーム好きからしたらとんでもなくスペシャルな企画だったので、もう最初に聞いた時から参加したいと企んでいました(笑)

キャンピングカーやエアストリームに囲まれて、2日間全部の車見放題。
しかもその中でお店も出せる。・・・もう想像しただけでシアワセ。

唯一心配だったのは、お誘いいただいたのがイベントの2週間前だということ。
そして私は気づきました。

あれ・・・?売るものがないのでは・・・??

果たして準備は間に合うのか…。

 

イベント当日、栃木県にエアストリームの村ができた

連日徹夜で準備したかいがあって、本当にギリッギリ間に合いました(笑)
会社様にご依頼いただいたトレーナー制作がとても楽しかったので、個人でパーカー屋をやろうと決めて大急ぎで準備しました。

秋晴れのいい陽気で、神様Thank you!!とかなんとか言いながら、ほとんど寝てないこともありテンション高めに会場へ向かいます。

今回参加させていただくのは栃木県のろまんちっく村で行われる「タノクラ100人展」というイベントです。

名前からして、とってもロマンチックな出来事が起こりそうな予感がしますね。

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到着。

栃木県ろまんちっく村にできたエアストリーム村

左側撮影できていないですが、左側にもエアストリームとキャンピングカーなどがずらっと並んでいます

 

おぉぉーーーーーーーーーーー!!!!!これはロマンだ!!!!!

のっけからロマンチックでした・・・ほんと村。The エアスト村ですよ。

エアストリームが5台、Spartan(スパルタン)が1台、高級キャンピングカー Hymer(ハイマー ※)がいて、軽キャンピングカーもあって。

この村の村長になりたい。村人Aでもいい・・・。

こんな光景が日本で見れるなんて、とただただ感激です。(本場で見たことないけれども)

そしてここからまた興奮して写真を撮るのがおろそかになっていきます・・・毎度ごめんなさい。

Hymer・・・ドイツのキャンピングカーブランド。(ちなみに自分の中では高級の認識で恐れ多いイメージです…)
キャンピングカーがメジャーだと思っていたけど、最初に作られたのはキャンピングトレーラーのようで、全体的に角ばってる車体が使い勝手よさそうですよね。
HYMER JAPAN

 

イベント中お店としてレンタルさせていただくエアストリームとご対面

感動が鳴りやまないまま関係者の方々にご挨拶をして、これから2日間貸していただく1966年製のエアストリームに案内してもらいました。

イベント出店でお借りした1960年台のエアストリーム

60年代もめちゃかわいい。そのまま嫁に来てくれとプロポーズしたい。

 

我が家のMr.Luckyと同じOverlanderの26ftの車両ですが、もう見た瞬間やられちゃいましたね。

ずるいわぁー・・・

60年代のかわいさ丸出しやないですか。

私の家族のエアストリーム、Mr.Luckyは1973年に生まれたエアストリームなのですが、70年代に製造されたエアストリームとそれ以前に製造されたエアストリームの一番の大きな違いは、窓のかたちです。

70年代の窓は曲線が美しいのに対して、60年代の窓は四角なのになぜかかわいく見えるという不思議。

ライトの丸さとか車体全体の絶妙なバランスの良さがあるのかもしれませんが、自分の中ではなんともにくめないけどにくい奴です・・・。

他にもパネルの枚数が違かったり、ライトの形が違かったり、ロゴが違かったりと見比べると全年代欲しくなります。(宝くじ当たらないかな😇)

 

エアストリームにディスプレイして、いざ開店

今回は自分でデザインしたパーカーと、こんなこともあろうかと前に仕入れておいたベトナムのお皿を販売するのですが、ただ販売するのはちょっと面白味に欠けるなぁということで写真の展示もすることに。

写真でディスプレイしたエアストリーム店舗

とにかく壁中に写真を飾って楽しんでもらおう作戦

 

Mr.Luckyがアメリカから輸送されて来た時のとか、リノベーション中の様子とか、フレディとか、センパイとか、キャンプで見た朝日とか・・・もうなんでも飾って、来ていただいた人に楽しんでもらっちゃおう!ということで写真屋さんで急ぎ現像をして持ってきました。

今の写真って指紋がつかない印刷ができるんですね。(驚)

 

写真はクリップがついたLEDライトとその他の照明と合わせて壁からぶら下げ、パーカーやお皿はエアストリームにあった棚にそのまま置かせてもらうことに。

本当はバリバリアメリカンな内装に飾りたかったのですが、いかんせん時間がなく…
お借りしたエアストリームの元の内装を生かして、とってもガーリーなお店が出来上がりました。

今回制作したパーカーはもちろんエアストリームモチーフなのですが、エアストリームの中でエアストリーム の服を着てエアストリームの服を売る日が来るなんて・・・しあわせすぎる。
とか、いちいちニヤニヤしてしまうあたりがね。

ほんと、ニヤけすぎてマスクがあってよかったなってこの日ばかりはそう思いました。

売れるのか売れないのかはさておき、空前絶後に楽しみながらOPENです。

 

イベント1日目終了 閉店〜反省

お借りしたエアストリームを見たり、他のエアストリームを見たり、キャンピングカーを見たり、来てくれた方とエアストリームの話で盛り上がったりしているうちにあっという間に1日目が終了してしまいました。

・・・お気持ちわかります。

ただ楽しんでいただけなんじゃないかという疑惑ですよね・・・?

来ていただいた方はそれ以上に楽しんでくれていたことを願いたいですが、この日いちばんに楽しんでいたのはおそらく私かシャボン玉を追いかける子供だったのでは・・・という疑いが拭いきれません。

 

今日は興奮しすぎてまだまだ夢見心地ですが、明日は気を取り直して「エアストリームを実際に店舗としていい感じに活用するにはどうしたらいいの?」ということに目を向けてキリッと過ごしてみたい思います。

イベント終了後に更新する予定なので、また明日お会いしましょう!

 

みなさんもエアストリームと楽しい日々を過ごせることを願って。Have a lucky day.

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