Tiny house(タイニーハウス)とは?小さな暮らしの中で見つけた豊かな選択肢
こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado)です。
秘密基地の土台を探していたら、Tiny house(タイニーハウス)という言葉を見つけました。
家としてはもちろん、秘密基地や災害時の避難場所としても活用できるTiny house(タイニーハウス)とは一体なんなのかをまとめてみました。
- 小さくてもシンプルで豊かに暮らしたい
- 小屋を探しているけれどどんなものが自分にあっているかわからない
- 秘密基地を探している
Tiny house(タイニーハウス)とは?
Tiny house(タイニーハウス)は tiny(小さな)hosue(家)、つまり小屋ことです。
明確な定義はないそうですが、なんとなくハイジとおじいさんが暮らしていそうなイメージが湧きます。
立派なマイホームを建てる!と社会人みんなが考えていた一昔前だったら考えられなかったことですが、Tiny house(タイニーハウス)の根底にあるのは、大きな家に住まうよりも小さくシンプルで豊かに暮らすという考え方です。
この考え方はアメリカから生まれ様々な不況や災害を経て世界中に広まり、日本にも広がりつつあります。
タイニーハウスのメリット
Tiny house(タイニーハウス)の魅力は、ものが生む豊かさとそれ以外の豊かさを手にいれられるというところです。
小さく暮らす分、普通の家やマンションに比べて初期費用と生活費が抑えられるので、その分のお金は他のことに使えます。
例えば浮いたお金で旅行に行ったり、ちょっと高いけれど一生ものといえるようなお気に入りの家具に使ったり。
ただ、身の回りにおけるものはスペースが限られるので、余計なものをつい衝動買いしてしまうということはなくなり、自分が本当に好きなもの・欲しいものと向き合うようになります。
タイニーハウスは掃除する場所も小さくてすむので、その分の時間を自分の好きなことに回すことができるのも、メリットの一つですね。
タイニーハウスのデメリット
Tiny house(タイニーハウス)の小ささはメリットでもあり、デメリットでもあります。
二人で住んだ場合はプライベートな場所の確保が難しいので、ケンカしてしまった時は憂鬱かもしれません。
一人暮らしの場合は今は一人で広く使えていても、家族ができたら予想以上にものが増えてスペースが少なくなってしまいます。
最初は住んでいるだけだったけれど、途中で一部をお店にしたくなったなんていうこともあるかもしれませんよね。
ライフスタイルが変わった際は、タイニーハウスを拡張したり、レンタルスペースを活用するなど場所を増やすことを考える必要がでてきます。
Tiny house(タイニーハウス)の種類
小屋
小屋は自分で作ることもできますが、木材やパーツを加工だけして届けてくれるキットや、DIYいらずで施工までしてくれるサービスもありました。
便利な世の中ですね。
もしかしたら「先生!僕、夏休みの自由工作で小屋作りました!」なんていう日が来るのかもしれません。
夏休みの自由工作はキットに頼らずトイレットペーパーの芯から作りたい派だ!という方は、とりあえず本を読んでみてはいかがでしょう。
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プレハブ
事務所とか建築現場に使われているあのプレハブです。
学生の頃、友人が母屋と離れたプレハブに住んでいて秘密基地みたいで憧れていたんですよね。
昔のプレハブって無機質な感じがしましたが、最近のものはおしゃれだしウッドデッキが付属しているものもあって、本当に家ですね。
暮らすにも十分だし、プレハブ同士を連結できるので拡張性が高いところも魅力的です。
「自分でやってみたい!」という方には、プレハブキットがあります。
見た目はDIYでなんとかなりそうですし、他のものより比較的安く買える手軽さがいいですね。
広さは6帖から30帖まで様々ですが、12帖を超えるとそれなりのお値段になるので、耐久性を考えたうえで、他のものと比較してみるのがいいと思います。
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コンテナハウス
コンテナハウスはコンテナを使った小屋のことです。
上の写真のものはコンテナ感があまりありませんが、海上コンテナを使ったものだと独特の雰囲気がカッコいいし、中古の海上コンテナであれば数十万円程度で購入できるのが魅力的です。
私も秘密基地の土台を探し始めた当初は、ヤフオクなどでめちゃめちゃ探しました。
海外のwebサイトにある海上コンテナを使った建物は、LEGOのようにコンテナ同士を組み合わせていて、もはやtiny(小さな)とは呼べないスケールのものまであります。
面白いので、お時間があるならぜひ見てください。
海外のコンテナハウス | google
ドームハウス
ドームハウスはグランピング施設でよく見かける、屋根が丸い小屋ですね。
この写真のものではないですが、似たような小型のドームハウスを展示している販売店様に実際に見に行きました。
形はテントみたいで可愛いし中も意外と広くて良さそうだったのですが、私が見学に行ったのは約4畳ほどのもので自分の使用用途と合わずあえなく断念しました。
小型のドームハウスではなく、大型のものであれば住むことに関して全く問題ない広さのものもあります。
BESSはログハウスを起源としたメーカー様ですが、遊び心があるドームハウスを作っていてみているだけでもワクワクします。
家づくりの原点に “原っぱに天幕“を掲げているので、アウトドアが好きな人やキャンパーは特に「こんな家に住んでみたい!」と心踊る小屋が多いんじゃないでしょうか。私もそう思ったうちの一人です。
小型のドームハウスでも家本体があって庭に置きたいなど、書斎や秘密基地として利用するなら安くて組み立てが簡単なところがいいですよね。
イージードームという商品は大人2人で90分で組み立てられるそうで、球状の形が災害や雪にも強そうです。
トレーラーハウス
トレーラーハウスは車の上に小屋があるものです。
私知らなかったんですよね。
mobile home(モービルホーム・モバイルホーム)とかtravel trailer(トラベルトレーラー)とかは知っていたけれど、日本だとトレーラーハウスと言うんですね。
車の上に小屋があって動かせる家。・・・もうそれだけでかっこよすぎる。
キャンプ道具で有名なあのsnow peak(スノーピーク)から出ている住箱もトレーラーハウスになります。
住箱はシンプルに見えますが、外の風景が主役になるように窓や入り口が大きく作られているのが特徴的です。
自然と一体になりたい、旅好きのキャンパーにはぴったりですね。
トレーラーハウスの種類についてはこちらもどうぞ。
Tiny house(タイニーハウス)の住まい以外の活用方法
Tiny house(タイニーハウス)は暮らすための家のことですが、種類によっては離れの書斎や店舗など色々な使い方ができそうです。
小さくてシンプルな暮らしとは少しかけ離れてしまいますが、ウィズコロナに加えて、副業が解禁されている現代にあった活用もできると思います。
例えば
- テレワーク、在宅ワークになってしまったからワークスペースとして庭に置く
- 副業しながら二拠点間で活動したいから平日は家から会社に通い、週末は森のタイニーハウスでお店を開業する
など。
初期費用・維持費が抑えられて、小さいからこそできる秘密基地の可能性を秘めています。
まとめ:タイニーハウスは現代に沿った暮らしの選択肢
本当にtiny(小さな)ものからまるで家というものまで色々ありましたが、いかがでしたでしょうか。
私自身はそれほど物欲がない方なので(ほんとか)、タイニーハウスを知って、小さくても好きなものに囲まれて暮らすということにワクワクしてしまいました。
キャンパーならでは、なのでしょうかね。
それと同時に、ライフスタイルや住まい方を選べるというのは、本当の意味で豊かな時代がすぐそこまで来ているということなのかも?
なんて考えてみたりしました。
幸せのカタチは人それぞれですが、あなたにあった生活が選べる時代というのは、それ自体が幸せなことだと思っています。
今後も発展していくであろうタイニーハウスについては、また続きを書いていきたいです。
少しでもこれを読んでくれた方のお役に立てれば幸いです。良い秘密基地生活を!
Have a lucky day for you.