実録:中古のエアストリームを海外で購入してから手元に届くまで【Mr.Lucky物語】アメリカ編
こんにちは。
Airstream No Mado(エアストリームのまど @airstream_no_mado) です。
今回は自分の備忘録というか、こんな感じでエアストリーム購入したよっていうのを書いてみました。
自分がエアストリームを探しているとき、実際の経験とか体験談を知りたくてずーっと探していたのですが、あまりにもなかったので書いてみようかなと。
もしかしたらそんなの知りたいという方いないかもしれませんが・・・題してMr.Lucky物語です、どうぞ。
- エアストリームが好きすぎる
- エアストリームLOVEがすごい
- どんな風にエアストリームが海外から輸入されるのか知りたい
運命のエアストリームとの出会いは突然に
小田和正さんが歌っているように、出会いはいつだって突然ですね。
私は毎晩の楽しみであるエアストリーム探しをしていました。
時には新しく中古のエアストリームが出ていたり、全く出ていない日もあったり、そんなことの繰り返しでした。
そんな中、ふと見かけたアメリカのサイトでこんな投稿を目にします。
“彼女はもうすぐ50歳になりますが、とてもきれいです。本当は自分でもっときれいにしてあげたいけれど、私には時間がありません。”
画像に目を移すと確かにきれいなエアストリームで、とてもその年月を過ごしているとは思えませんでした。
このエアストリームはずっと愛されてきたんだなぁ というのが、きれいなままの状態とオーナーさんの人柄から伝わってきます。
それと同時に、なぜオーナーさんはこのエアストリームを手放してしまうんだろうと気になりました。
画像で見た限りだと、これといった目立った傷もなく、きれいに修理されているのに。
その時期アメリカでは新型コロナウィルスが猛威を振るっていて、失業者数が急激に増えていたんですよね。
失業して維持できなくなってしまったのか、コロナにかかってしまったのか、他の理由があったのか本当のところはわかりませんが、なんとなく心がぎゅっとしたのを覚えています。
オーナーさんが「彼女」と呼んでいるのは特に変わっていることではなく、アメリカではエアストリームに家族として名前をつけるエアストリーム・ラブな人たちが大勢いるんです。
キャンプ場近くで出会ったエアストリームに背中を押される
それからすぐに購入にはいたらず、ほしいけれどエアストリームを保管する土地もないし、どうしたものかとためらっていました。
悩んだまま1週間が経ち、私はもやもやを無くすために久々の休みにキャンプ場へと足を運びました。
そうしたら、あったんですよ。
キャンプ場のすぐ近くに古いエアストリームが。
海近くということもあり、そのエアストリームはだいぶ錆びてはいたものの、海の向こうにあるアメリカの方向をじっと見据えていました。
テントの設営もそこそこに、エアストリームがある場所へ向かって見学させてもらったのですが、見終わった時の私には「アメリカのサイトで見たあのエアストリームを買う」という答えしかありませんでした。
本当は見に行く前からそう考えていたのかもしれません。
もやもやをなくすためにキャンプに来たのに、エアストリームがあって、アメリカを指していて・・・もはやこれで買わなかったらあかんやろ!と勝手に運命を感じてしまったのです。
土地の問題はなんとかなるだろう という気持ちで、そのまま業者さんに連絡をして、購入する段取りを取って欲しいと伝えました。
エアストリーム購入、そしてアメリカから輸入
その後は業者さんがエアストリームのオーナーさんとやりとりしてくれて、数日後「まだ売れてないそうです!」と連絡をもらいました。
年の瀬だったこともあり、バタバタと契約して送金してアメリカから輸入する日程を立ててもらいました。
これは実際にアメリカ国内で陸送に行ってもらったときの動画です。
ファイルサイズの都合上、編集してありますが結構詳しく確認してくれていますよね。
動画以外にも画像と状況を要所要所で送ってくれたので、特段不安もなく待てました。
陸送後は船の日程が合わずに5日間保管してもらうことになっていたのですが、保管前に電動ジャッキが壊れてしまったので付け替えてもらいました。
年越しなのに、すぐに新しいジャッキを購入して対応してくれたのが頼もしかったです。
保管後は船まで運んでもらい、船に乗せてもらってからロサンゼルス港を出航するまでに1週間、その後ロサンゼルス港から横浜港に着くまでは30日かかりました。
日本に到着、横浜港からその後
船便が遅れてだいぶ時間がかかってしまいましたが、買うと決めてから55日でついに会えました。
心配せずに待ってはいたものの、海外輸入には何かとハプニングがつきものですね。
たまたまそういう時期だったのか、運があるのかはわかりませんけれども。
アメリカ編はここまでにして、次回は日本に着いてからの話を書こうと思います。
エアストリーム愛が止まらない方は、ぜひお楽しみに!
Have a lucky day for you.
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